VR(virtual reality)技術が発達し、その技術が様々な分野で使用されるようになっています
パッと思いつくところではゲームや映像などのエンターテインメント業界ですが、医療や建築、教育、広告等様々な業界でその活用の動きが活発になっていくものと思われます
VR技術が進歩していくにつれてVirtual世界がよりRealな感覚に近づいていくことが想像されます
私たちは自分の身体の各感覚器から得る情報によってこのRealな世界を認識しています
脳はこの感覚を電気信号として受け取り、さまざまな反応をすることになります
いろんな研究が進んでいき、この感覚器から脳に伝わる電気信号が解明されていったとき、
Virtualはあくまでも仮想な世界ですが、このRealな世界から得られるであろう感覚器からの刺激までもが全て忠実に再現されてしまうことになった場合、どんな世界になっているのだろう、とふと考えてしまいました
脳についてはまだまだ解明されていないことも多いので、そんな世界がやってくるのはまだまだずっと先のことだとは思いますが…
AIやVR等のテクノロジーの発達によって私たち人間の仕事もこれからいろいろと変化していきそうだということが様々なメディアで取り上げられるようになっています
仕事もそうですが生活のなかでも、これまで人間が時間をかけて行っていたことがいろんなテクノロジーに置き換えられていくことになるでしょう
そうなっていくなかでも私は「身体性」というものを大事に考えたいと思っています
というのも、私たちは今生きている自分の身体を無視して生きていくことはできないからです
私の考える「身体性」というのは、自身の身体によってもたらされる感覚で世界を認識し、かつその感覚をもとに思考・判断できるということ、そして自分のイメージ通りに身体を操作できるという感じになるでしょうか
体調が悪く身体が重いと感じれば何事にも集中して取り組むことができませんし、ロボットのように何日も徹夜続きで働き続けることもできません
身体から受ける刺激は精神にも影響し、過酷な環境に置かれ続けると心が壊れてしまうことにもつながります
いろんな技術が開発されて生身の身体を離れた考え方が進んでいくことになるのかもしれませんが、私はこの「身体性」というものを大事にしていきたいです
私としてはこの「身体性」を大切にするということの一つとして「自分でやってみること」を大事にしたいという思いがあります
VR含め、さまざまな技術やメディアの発達によって「やってみたつもり」になることが容易になったとしても、やっぱり自分でやってみないとわからないことってたくさんあるんだと信じたいからかもしれません
やってみたつもりになって知ってる風に物事を語るよりもやっぱり実際にやってみるほうが説得力もありますし、何よりカッコいいと思います(笑)
そのためにもやっぱり「身体性」を意識して心身ともに健康であること、これが一番ですよね!