つい先日のことですが、フルマラソンで3時間切りを果たし、やっとサブスリーランナーの仲間入りを果たすことができました。
サブスリーというのはフルマラソンを3時間以内で完走することを指し、市民ランナーにとっての一つの勲章であると言っても良いと思っています。
初めてマラソンを走ったのが大学院在学中でしたので、そこから十数年でようやく…ということになります。
私は高校の時から陸上競技部に所属していたので、全くの初心者というわけではありませんが、ずっと長距離を専門にしていたわけではありません。長距離の練習をちゃんとやっていたのは高校の時の1年間くらいのものではないでしょうか。それ以外は陸上競技でも400mHに専念していました。といっても大したランナーではなかったんですが…
自分の向き不向きで言えば確実に長距離が得意だと感じていたというのもありますが、高校生のころからいつかはフルマラソンを走ってみたいと思っていました。それを大学院の時に果たしたわけですが、思っていた以上にツラいものでしたね(笑)
そこから、年に1回は市民マラソンの大会で10kmやハーフマラソン、フルマラソンに出場してきました。自分で振り返ってもなんでこんなに続けられたのかなぁと不思議に思うことがありますが、その根っこにある部分としては「カッコいい大人になりたい」というのがあったのだと思っています。
「カッコいい大人」ってどんな人のことを指すのかなと考えたときに一番に思い浮かぶのは『努力し続けられる人』ということです。
その努力し続ける(=カッコいい大人になる)ということを、私は走ることで達成しようとしてきたんだと思います。そしてサブスリーを果たしたことでちゃんと実践できたと感じることができ、自分はまだまだ頑張れるという自信につながりました。
努力の方向ややり方というのはひとそれぞれですし、その努力が実を結ぶかどうかというのはその時の運やめぐりあわせによっても変わってくることもありますが、努力するということをずっと続けられれば「カッコいい大人」を目指し続けられるんだと信じています。