彼を知り己を知れば百戦殆うからず
「孫子・謀攻編」にあり、格言としてもしばしば引用される言葉ですが、この「己を知る」というのが難しい…
どの世界でも一流と呼ばれる方はこの己を知るというのが必須であるような気がします
自分に合った「フォーム」を見つけるというのが、どの世界でも一流となるための必要条件となるのだと思っています
これはランニングアドバイザーの講習でのことになるのですが、ランニングフォームについての話がありました
走るときには姿勢や足の運び、腕の振り方等気をつけるべきポイントはたくさんありますので、それらに気を付けて走らないとバランスを崩して身体が傾いてしまい、膝や腰に負担がかかってしまいます
骨格や筋肉の付き方は人それぞれですし、普段の生活からのクセもありますので、その人に合ったフォームというのはやはり自分で模索する必要があります
速く走れる人は「自分の身体にマッチした走り方を知っている」というだけで、よく言われるような理想のフォームで走っているわけではないことも多いと思います
結局自分に合うか合わないかというのが重要ということですね
また、フォームのこと一緒に「我流で早くなるのは5年まで」ということも講師はお話しされていました
これは恐らく、自分だけで考えて突き詰めていくだけでは視野が狭くなってしまうということ、自分のことを知るためには客観的に見てアドバイスをくれるような誰かのサポートが必要ということを意味しているのではないかと感じました
まさに「ライフスタイル」は人生における人それぞれのスタイルですので、視野を広く持って、必要なサポートを受けながら自分に合ったものを模索しなければいけませんよね